光触媒とは?
光触媒(TiO2)の簡単に説明をしたいと思います。身のまわりにあるみじかなものに例えますと、光触媒(TiO2)は植物が生命活動を得るためにエネルギーを得る過程 (光合成=太陽光を利用して二酸化炭素と水を反応させて、デンプンと酸素にする反応)に似ています。
 光触媒も光のエネルギーさえあれば反応を続けるというところです。

自然界以外でこの光を利用して空気をきれいにしたり、ニオイの分子を分解したり、雑菌を殺菌したりする夢のような物質が今話題の二酸化チタンの光触媒なのです

環境保全の騒がれる21世紀の環境浄化アイテムとしてこの二酸化チタンの光触媒製品が今、注目され関心をあつめはじめています。(生活臭・さまざまな臭いを分解して、きれいな空気をつくります。)
『PIPチタンボール』は光に当てると、マイナスの電荷を帯びた電子が飛び出します。電子が抜けた穴はホール(正孔)と呼ばれ、プラスの電荷を帯びています。ホールはOH−(水酸化物イオン) から電気的に中性になろうと電子を奪います。一方電子を奪われた水酸化イオンを ・OH(ヒドロキシラジカル)と呼びます。 ここからがポイント!・OH(ヒドロキシラジカル)は不安定であるため、 近くにある有機物(アセトアルデヒド)の分子結合を切断して電子を奪い安定しようとします。この結果、有機物は分解され、最終的には水(水蒸気)と二酸化炭素になります。 太陽や蛍光灯などの光エネルギーだけで浄化ができ、また光が当たる限り休みなく活動しつづけるため、画期的な技術と言えます。 
pipチタンボール光触媒反応模式図

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